回復期病棟
・精神療養病棟 南1階病棟(病床数56床) ・精神一般病棟 南3階病棟(病床数60床) |
精神療養病棟では、急性期治療の期間だけでは回復できない、治療に時間が必要な患者様を慢性化・長期化させないために、継続して医療密度の高い治療とリハビリテーション、そして疾病教育や地域移行訓練などを行う回復期治療を行っています。
精神療養病棟の取り組みとして作業療法、生活技能回復訓練(SST)、日常生活指導、周辺施設への見学等を行っています。
作業療法では、病棟の作業療法士が行う活動を通し、心身のリハビリテーションを行います。生活技能回復訓練(SST)では病棟看護師を中心に患者様の生活上の悩みや困り事などを題材にロールプレイを交え社会生活に必要な対処について訓練しています。日常生活指導では病棟看護師より、起床時間、服薬時間等正しい生活リズムが身に着くような看護を提供しています。
また、早期の退院に向け、主治医、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、薬剤師、栄養士等の多職種と連携して患者様の退院支援計画を策定し、入院中に退院前訪問看護、デイケアの体験利用、関係機関との合同カンファレンスを行い、ご家族ともに退院後の社会資源や社会制度の活用を検討し、患者様が地域で安全に生活できるよう、入院中から支援を行います。